
転勤のたびに悩まされるのが「キッチン家電をどうするか?」ではないでしょうか。
新しい家に引っ越すと、キッチンの広さや収納スペース、コンセントの位置までガラッと変わります。
「前の家では使えていた家電が、新しい家では置き場所がない…」
「引っ越しの荷物を減らしたいのに、家電はどうしてもかさばる…」
そんな悩みを少しでも解消してくれるのが、コンパクトで多機能なキッチン家電です。
この記事では、わが家の体験や転勤族の声を交えながら、実際に役立つと感じた家電と選び方のポイントをご紹介します。
転勤族がキッチン家電で悩むポイント
1. キッチンの広さや間取りが毎回違う
引っ越しのたびに直面するのが「キッチンスペース問題」。
収納が多い家もあれば、調理台の上にしか家電を置けない家もあり、置けるサイズが毎回変わります。
2. 荷物をなるべく減らしたい
大型家電は引っ越し費用を押し上げる原因にもなります。転勤が多い家庭ほど「持っていくのが大変だから手放すべきか…」と悩みやすいのが現実です。
3. でも便利な家電は手放せない
調理や家事の時短につながる家電は、暮らしの質を大きく左右します。
そのため「荷物を減らす」ことと「快適に暮らす」ことのバランスをどう取るかが、転勤族にとっての大きな課題といえるでしょう。
転勤族におすすめのキッチン家電4選
電子レンジ調理グッズ(レンジメートプロなど)
転勤族にとって、トースターやオーブンなどの大型家電は「持っていくかどうか」で悩みやすいアイテムのひとつです。置き場所を取るうえに、引っ越しのたびに荷物が増える原因にもなります。
そんなときに便利なのが、電子レンジ調理グッズです。なかでも「レンジメートプロ」は、電子レンジで加熱するだけで“まるでフライパンやトースターで調理したような仕上がり”になると評判のアイテム。焼き魚やトースト、野菜のグリルなど、幅広い料理に対応できます。
わたし自身はまだ使ったことがないのですが、転勤族の友人から「トースターを手放せた」「荷物が減って引越しがラクになった」とすすめられたことがあります。引っ越しのたびに大きな家電を持ち運ぶのは負担が大きいため、このようなコンパクトな調理器具は非常に魅力的だと感じました。
またその分スペースが空くのが魅力的ですね。
電気ケトル

引っ越し先で意外と役立つのが「電気ケトル」です。スイッチを入れるだけで短時間でお湯が沸くため、インフラが整っていない引っ越し直後や、忙しい朝に重宝します。
わが家では電気ケトルを手放していますが、これは「コーヒーを入れるのが趣味でドリップケトルがあるから」です。実際には、転勤族の友人やSNSでも「ケトルは必需品!」という声が多く、特に人気のある家電のひとつといえます。
転勤族にとって重要なのは、置き場所を取らず持ち運びやすいこと。その点、電気ケトルはコンパクトで軽量なモデルが豊富に揃っています。さらに価格も手頃なため「まずは1台持っておくと安心」という意見が多いのも納得です。
炭酸水メーカー

意外と便利なのが、炭酸水メーカーです。ペットボトルの炭酸水をまとめ買いすると、引っ越しのたびに荷物がかさばりがち。ストックを置く場所にも困りますよね。
炭酸水メーカーがあれば、水さえあれば手軽に炭酸水を作れるので、荷物を減らしつついつでも新鮮な炭酸を楽しめます。引っ越し直後の慌ただしい時期でも、ペットボトルを大量に買いに行く手間が省けるのも大きなメリットです。
また、炭酸水はそのまま飲むだけでなく、料理やお酒の割り材としても使えます。
最近は、サイズがコンパクトでおしゃれなモデルも増えています。転勤族の暮らしに合う「置きやすさ」と「使いやすさ」を兼ね備えた家電のひとつといえるでしょう。
我が家ではコードレスの炭酸水メーカーを愛用しています。コンセントの位置を気にしなくてもよく、使用頻度が少なければ収納もしやすくとても重宝しています。
ホットプレート兼グリル鍋
引っ越しのたびに荷物を減らしたい転勤族にとって、「1台で何役もこなせる兼用家電」はとても便利です。その代表格が、ホットプレートとグリル鍋の機能をあわせ持つアイテム。
1台で「焼く・煮る・蒸す」が可能なので、たこ焼きパーティーから鍋料理、焼肉まで幅広く対応できます。大きな鍋やフライパンをいくつも持たなくても済むため、調理器具を減らしたい方にぴったりです。
転勤族の場合、住む場所によってキッチンの広さや収納量が大きく変わります。鍋やフライパンを複数持っていると置き場所に困ることもありますが、ホットプレート兼グリル鍋ならその悩みを解消してくれます。
また、友人や家族を招いて食事をする機会がある方にもおすすめ。ホームパーティーや来客時には「みんなで囲める食卓家電」として活躍します。
最近はコンパクトサイズやデザイン性の高いモデルも増えているため、日常使いから特別な日の食卓まで幅広く対応可能です。かさばる調理器具を減らして快適に暮らしたい転勤族にとって、非常に心強いアイテムといえるでしょう。
家電を選ぶときのポイント
転勤族にとって家電選びは「デザイン」や「価格」だけでは決められません。
引っ越しが多いからこそ、長く使えてどんな住まいにもなじむアイテムを選ぶことが大切です。ここでは、特に意識したいポイントを整理してみました。
サイズ・重さ
物件によってキッチンの広さや収納量は大きく変わります。次の住まいでも置けるサイズかどうかを意識して選ぶと安心です。軽量タイプなら引っ越しの荷物として運びやすく、移動時の負担も軽減できます。
多機能性
「1台で何役もこなせるか」は重要なポイントです。電子レンジ調理グッズやホットプレート兼グリル鍋のように、複数の調理方法に対応できる家電を選べば、持ち物を減らしつつ料理の幅も広がります。
引っ越し後すぐに使える手軽さ
転勤直後は片付けや手続きで忙しく、調理に時間をかけられないことも多いものです。コンセントを差すだけで使える、シンプルな操作の家電を選ぶと、落ち着くまでの間もストレスなく生活できます。
まとめ

引っ越しのたびにキッチン家電をどうするか悩むのは、転勤族ならではの大きな課題です。荷物を減らしたい一方で、毎日の暮らしを快適にするためには家電の存在も欠かせません。
そこで意識したいのが、「省スペースで多機能、持ち運びやすい家電を選ぶこと」。
電子レンジ調理グッズや電気ケトル、炊飯器、ホットプレート兼グリル鍋など、実際に暮らしの中で役立つと感じたアイテムを取り入れることで、引っ越し後の新生活もスムーズにスタートできます。
わが家でも「手放したもの」「あえて選んだもの」と、それぞれのライフスタイルに合わせた選択をしています。家族の人数や暮らし方によって最適な家電は変わりますが、“転勤族に合うかどうか”という視点で選ぶことが失敗しないコツです。
気になる家電があれば、ぜひチェックしてみてください。きっとあなたの新しい暮らしを支えてくれる心強い存在になるはずです。