
転勤のたびに悩むのは、家具屋家電の持ち運びだけではありません。
実は「掃除家電」をどうするかも大きな問題です。

夫もわたしも、結婚前に持っていた掃除機が手放せない
狭い部屋や収納の少ない物件に移ると、大きな掃除機やクリーナーは置き場所に困ることも…。
そこで今回は、転勤族だからこそ便利だと感じる掃除家電を、わが家の体験や口コミを交えてご紹介します。
転勤族が掃除家電で悩むポイント
部屋の広さや間取りが毎回違う
物件によっては収納スペースが限られていて、大きな掃除機や家電は置けないこともあります。1Kや2LDKなど、転勤族が住む物件はサイズがまちまちなので「どの家でも置けるかどうか」「本当に必要なのか?」を考える必要があります。
荷物をなるべく減らしたい
掃除家電は意外と大きく、引っ越しの荷物を圧迫しがち。引っ越し業者に頼むときも「大物家電」として扱われることも。
また引越し前後に使用することが多いですよね。その場合は自分で持ち運びすることも。コンパクトで軽いモデルを選ぶことが大切です。
でも掃除のしやすさは妥協できない
どんなに荷物を減らしても、毎日の掃除は必要不可欠。省スペースと快適さの両立が課題になります。掃除のしやすさを犠牲にしてしまうと「せっかく持ってきたのに使わない」という結果になりがちなので要注意です。
転勤族におすすめの掃除家電4選
マキタのスティック掃除機(コードレス)

わが家で長く使っているのが、マキタのスティック掃除機です。軽量でシンプルな作りなので、狭い部屋でもサッと取り出して使えるのが魅力。収納も場所を取らず、引っ越しのときも運びやすいのが助かっています。
さらに、わが家ではサイクロンアタッチメントを取り付けて使っています。これをつけると吸い込んだゴミが回転しながら溜まるので、紙パックの中に細かいホコリが入りにくく、ゴミ捨てもラクになります。透明な容器にゴミが溜まるので「掃除した実感」があるのもポイントです。

目に見えてゴミが集まると楽しい!
メリット
- とにかく軽いので、毎日の掃除が苦にならない
- 部品が少なくシンプルで壊れにくい
- サイクロンアタッチメントをつけるとゴミ捨て回数が減る
デメリット
- 音が大きめ
- 吸引力はハイパワー機種に比べると控えめ
フローリング中心の生活には十分ですが、絨毯のある物件では物足りなさを感じるかもしれません。
ちなみに夫が持っていた掃除機はコード式タイプのもの。吸引力は断然こちらのほうが高く、使い分けてました。(※3年ほど併用したのちに収納の関係で手放しました)
ロボット掃除機(コンパクトタイプ)

わが家ではロボット掃除機も活用しています。
狭い部屋でも家具の隙間を通って掃除してくれるため、手が届きにくい場所のホコリ取りに便利です。タイマーを設定しておけば外出中に掃除してくれるのも魅力。
メリット
- 毎日の掃除を自動化できる
- 家具の下や隙間まで掃除してくれる
- 共働きや小さなお子さんがいる家庭にも便利
デメリット
- カーペットや段差が多い物件では使いにくい
- モデルによっては大きくて収納に困ることも
わが家はカーペットの上も掃除できており快適に使えていますが、引っ越し先によっては合わないケースもあります。購入を検討する場合は「段差対応」や「コンパクトサイズ」を基準に選ぶと安心です。
布団乾燥機

以前は布団乾燥機を持っていましたが、転勤が続く中で手放しました。使用頻度が低かったからです。
ただ、梅雨のある地域など、湿気が気になる土地では重宝します。実際に使っていたときは「ダニ対策や冬の布団の温めに便利」と感じていました。転勤族は住む土地の気候が大きく変わるので、必要度合いも人それぞれ。
メリット
- 湿気・ダニ対策に効果的
- 冬は布団をあたためて快適に眠れる
デメリット
- サイズが大きく、収納場所を取る
- 引っ越しの荷物としてはややかさばる
わが家では使用頻度の都合で手放しましたが、「布団乾燥機がないと困る」という声も多いので、気候や生活スタイルに合わせて判断するのがおすすめです。
衣類スチーマー
わが家では持っていませんが、転勤族の間で人気がある掃除家電のひとつが衣類スチーマーです。アイロン台が不要なので、省スペースで収納がラク。特に引っ越し直後や出張が多い方には「あると便利」とよく聞きます。
メリット
- 収納場所を取らない
- 出張や旅行にも持ち運べる
- 洗濯後すぐに着たい服のシワ伸ばしに便利
デメリット
- 大量のアイロンがけには不向き
- 水の補充がこまめに必要
スーツやワンピースをよく着る方には特におすすめです。
我が家はノンアイロンシャツなど、アイロン不要な洋服を選ぶようにしています。
掃除家電を選ぶときのポイント
サイズと収納性
次の住まいでも置けるかどうかを意識すると安心です。小型でスリムなものは、収納場所を選びにくく転勤族に向いています。
軽さと持ち運びやすさ
引っ越しの荷物として運びやすい軽さは必須条件。毎日の掃除でも、軽いほど負担が減ります。
汎用性
1台で複数の用途に使える家電は、持ち物を減らしたい転勤族の強い味方です。
我が家の選び方の工夫
実際にわが家では「毎日使うかどうか」を基準にしています。毎日活躍する掃除機やロボット掃除機は残し、出番が少なかった布団乾燥機は手放しました。持ち続けるかどうか迷うときは「直近1年で使ったか」を考えると判断しやすいですよ。
まとめ
転勤族にとって掃除家電は「省スペースで軽く、多用途に使えること」が重要です。
スティック掃除機やロボット掃除機のように、引っ越しが多い暮らしでもストレスなく使えるアイテムを選ぶと安心。
わが家でも「長く使っているもの」「手放したもの」「持っていないけれど人気を感じるもの」がありますが、共通して言えるのは “今の暮らしに合うかどうか”を基準に選んでいる ということです。
暮らしに合った掃除家電を取り入れて、新しい環境でも気持ちよく過ごしましょう。